あなたとは違うんです
過去に政治家が放った言葉のようなタイトルで失礼をば。
「自分と他人は違う生き物だ」
という認識は、なかなか出来ないものだ。
特に結婚や出産、男女の性差でもこれらは現れて、けれど各々は相手との「差」がわからないままにこんなことを言ってしまう。
「(子供いないけど)育児大変よね」
「働いてたらそんな丁寧に育児できないわ」
「性差ではなく、人間としてわかることがある」
…そんなこと、ないと思っている。
「あなた」と「わたし」は細胞の観点から全く別の人間である。
だから、共通項があるならまだしも、全く似通うところがないならば、同意は出来ても、同じ体験は出来ないわけだし、それによって物申すことすら出来ないんじゃないか。
わたしに関して言えば、豆腐メンタルで、ショックだな、と感じることが日常にはいくらでもある。
けれど、メンタルの管理を様々な体験から出来てしまえた人々からは、「そんなことで落ち込むな」「いずれ強くなる」などと言われてしまう。
そうじゃないんです。
強くなれるならこの年齢でなってます。
自覚があって、強くなろうとしているけれど、人よりその進む歩幅は極端に短いんです。
しかし、「もう既に高みにいる人」たちは、自分が弱かった頃がもうわからない。
弱かった頃が無い人たちは、更に酷いもんです。
カジュアルに「お前も強くなれ」なんて、膿で溢れてしんどい心にナイフを突き立てて来るんですな。
わたしは、わたし。
わたしだけが、自分に責任を取れて何をしようか決めていける。
いいことでも悪いことでも、他人からの価値観の押し付けについては気を付けていかないといけない。
そして、そうされた時に、はっきりと「わたしはわたしです。そう言われるとしんどいです」と、いつも言えるようになりたい。
自分は自分しか可愛がれない。
だからこそ、嫌なものにはもっと「傷ついた」とか「辛い」とか、
自分の中で答えが出ていなかったら「わからない」と伝えられるようになりたいな、と改めて思った1日だった。
自分を殺すことは、自分を幸せにすることは出来ないのだから…
自分を生かして、幸せに生きていきたいです。